毎週月曜の午後三時からはVanderbiltでゼブラフィッシュを使っている研究室のメンバーが一堂に会するミーティングが開かれている。参加者はざっと見渡しただけでも五、六十人。毎回二人、発表はこれまでのところポスドクかPIが行っているようだ。さすがにこれだけ大きくなると、かなりフォーマルなセミナーといった雰囲気で、質問して発言する中心もほとんどPIかポスドク。
参加研究室のPIを挙げてみると、私の所属する生物科学科からは、
Bruce Appel: 神経における細胞移動、
James.G.Patton:発生におけるmicroRNAの機能、
Joshua T. Gamse:脳・果松体の左右非対称形成、
Lilianna Solnica-Krezel:原腸陥入、初期発生、
また医学部から、
Tao Zhong:心臓・循環器系の形態形成、
Ela Knapik:頭部形成、
Jason R. Jessen:癌、転移
といった具合。私が顔と名前を把握していないだけで、もっと他にもPIがいるかもしれない。
成り行きか誰かの意図だったのか、ともあれゼブラフィッシュでこの大学を盛り上げていこうという機運にあるのは間違いない。魚類は水槽で飼わなければならない生き物であるため、最低限の施設を整えるだけでもかなりの研究費とスペースが必要。だからシステムを作るからには、ある程度の数の研究室で共用するのが効率的だというのはよく分かる。
「オレゴン大学のようなゼブラフィッシュの拠点づくりを目指しているのではないか」とは現在のローテーション先の先輩NTさんの談。
今回の発表はKnapik研のポスドク―頭部軟骨細胞の分化機構について、とJason Jessenの二人。一つ目の発表ではKnapik研と共同で仕事を進めているらしいSolnica-Krezel教授が中心になってよく質問していた。そのような共同研究の動きも活発。ゼブラフィッシュを使うならなかなか良い環境と思う。
2007/09/20 13:13 | 大学院生活 | コメント(0) | トラックバック(0)